ぜんざい公社
2008-02-29

冷え込んだ日しかも雨がそぼ降るなかを引っ越しました。
近所でみつけた飼い猫。
換気扇から流れてくる温かい風にあたっています。
見つめていると、迷惑そうに「動きたくないから、あっち行って」と訴える目。
善哉公社(ぜんざいこうしゃ)って落語をご存じですか?
私は新作(といっても、相当前に初めて耳にしたんですが)と思っていたのが
今回、検索してみたら、どうも古典を現在の役所にしたものみたいですねえ。
国立のぜんざいを食べさせるぜんざい屋ができたというので男が食べに参ります
というところらはじまって、やれあっちの窓口へ行けだの
こっちの窓口へ行けだの、健康診断書がいるだのいわれて
検診をうけたらべらぼうな診察料や診断書料をとられて
あげくのはてに、やっと席にたどりついても、無愛想な対応で
その上なんと、ぜんざいが甘くない!!
「なぜ、ぜんざいがあもないんや?」
「甘い汁は公社の役人がすっかりすっております」
という落ちです。^_^;
これは士族の商法という、維新のころに食い詰めた士族が洋食屋を
する噺がもとになっているようです。
店をだすまでに、あれこれあって最後は長屋の連中をバカにしたんだよという落ちがあります。
でも、結局、本来は市民のために仕事をしているはずの役人が
窓口にくる人間を、あごであしらい、効率悪くあっちこっちと
引きずり回すということなんですが、今だに同じような目に遭うということはありますよね。
今回転出する市では、まず転出の手続きのところで、職員が大変わかりやすく
どういった手順で役所内をまわっていけば効率よく、そして手順にそって
回れるかの説明があり、役所に部署が簡略化して書いてある用紙に
,箸△箸書いてくれたので、最後に転入先に届ける証明を手数料を払って
受け取って帰ることができました。
それでも、母にとっては耳慣れない用語などが沢山あることで
一人だと路頭に迷うところでした。
しかし、転入先ではそれぞれの窓口が自分の仕事をしたら、次の手続きを聞いても
まったく違う(つまり、いい加減な)ことを言う物だから
あっちこっちと、でかい市役所のなかを、坂まである渡り廊下を含めて
右往左往することになりました。
しかも確認ミスで再度手続きが必要となったわけですが
私は上肢の状態が悪く、あほほど住所や名前を何度も書くことでグロッキーですし
母は引っ越しの疲れもあるし、歩くだけでもやっとこさという二人連れで
この非効率さっていうのは、結局、この沢山いる職員を食べさせるために
やっているんだろうなあと実感しました。
仕事をしたいって人は沢山います。
障碍をもっていても、難病を持っていても、やる気がある人は沢山いるのですから
仕事をおざなりにする態度をとっている人は
その人達と席を替わるべきではないかなあ。
良く話題になる年度末で工事があほほどあるのは単年度予算だからと言われます。
つまり、その年度の予算を組んで、それを使い切らないと次の年度の予算がけずられるから
使いまくって、生活に影響があるほどいらない工事でもやりまくるという、あれです。
私たちに見えるのは、こういった工事などですが、きっと役所のなかでは
予算を使い切るのに、とんでもないことに使われていると感じます。
がんばって工夫して予算をうまく使って、次年度に持ち越して
また、必要なところに使う・・・ほんとうに、単純にこれが本来の姿ですよね。
それが予算を計画したのにうまく使い切らなかったと怒られる
予算を使い切らないと次年度はけずられる
といことでは、何がなんでも使いまくってやるぞ、税金なんて使いまくるものだ
責任を誰もとらないのだから平気だとなって当たり前ですものね。
しかも、その結果や内容はその税金を払っている側には説明されません。
生活保護を受給できずに住民が餓死するようなことをして
予算をけずったとご褒美をもらえる
難病や障碍を抱えている人、高齢者、母子父子家庭などの弱者を絞りまくる
ようなこと自体が異常ですもの。
でも、なぜ、単年度予算にするのか。
税金の無駄使いがだれを潤しているのか。
そういったことを、税金を納める側が厳しくしないかぎり、改善などされないでしょうねえ。
と、役所に椅子にへたりこんで、善哉公社の落語を思い出していた私です。


テネシー・ウィリアムズの熱いトタン屋根の上の猫ではありませんが
植え込み越しにトタン屋根の上で寝ているにゃんこ発見。
その近くの木にヒヨドリが止まって、その気配で起きました。
焼けたトタン屋根の上のねこって言えば
ほんとうに今の日本の国民かもしれません。
信頼にたる政府を持たない、そして厳しく選んでこなかった結果を
今、自分たちが身をもってということになりそうです。
コメント
お疲れ様でした
おおきにですう(*^_^*)
フーさん、私も仕事って効率だけではないと思っています。
でもねえ、仕事をしたいって人が
やる気があれば、もっと窓口に来る人のために
そして、住民のためにって知恵をしぼって
あれこれやれるだろうにと思うと、残念で
ならないんです。
それに、なにしろ厚労相でも財務省でも
税金を障碍者や難病者、高齢者に使うことを
納得しないだろうって、二言目には言うのですから
それなら、自分たちが襟をただせって
言いたいですよねえ。
ほんとうに税金を生かすって
誰もがなにがあっても、安心して暮らせるって
ことだと思うんです。
そのために利用する人も制度を大事にしたり
それを誰もがやったら、きっと今より
うんと、住みやすくなりますよね。
その非効率ってことが、住民のために
フレキシブル(柔軟で融通がきいて)になるなら
良いですが、まったくそうではないですものね。
なんだか、このままだと、どうなるのかなあと
思ったりします。(--;)
でもねえ、仕事をしたいって人が
やる気があれば、もっと窓口に来る人のために
そして、住民のためにって知恵をしぼって
あれこれやれるだろうにと思うと、残念で
ならないんです。
それに、なにしろ厚労相でも財務省でも
税金を障碍者や難病者、高齢者に使うことを
納得しないだろうって、二言目には言うのですから
それなら、自分たちが襟をただせって
言いたいですよねえ。
ほんとうに税金を生かすって
誰もがなにがあっても、安心して暮らせるって
ことだと思うんです。
そのために利用する人も制度を大事にしたり
それを誰もがやったら、きっと今より
うんと、住みやすくなりますよね。
その非効率ってことが、住民のために
フレキシブル(柔軟で融通がきいて)になるなら
良いですが、まったくそうではないですものね。
なんだか、このままだと、どうなるのかなあと
思ったりします。(--;)
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二人とももうクタクタでしょうね。
本当に非効率だと思います。
ぽぽんたさんの言っている意味はよくわかります。どうにもならないんでしょうか?
難しい問題ですね。