忘れない、忘れてはいけない
2008-01-19

ウインタースウィートという英名のあるロウバイのなかで
素芯ロウバイという種類です。
道を歩いていても思わず立ち止まるほど、良い香りがします。

こちらがロウバイ(蝋梅)です。
芯の部分にえんじ色の部分があって、丸っこいですね。
どちらも、花弁が蝋細工のようです。
テレビなどでも、阪神の震災について取り上げる時間が大変短くなりました。
実際には次にという話がもっとなされるべきですし
あの多くの人たちの命を奪い、人生も変えてしまったことを
少しでも次の災害にということを考えることが必要だと思います。
私は次の年に弟を喪って今年13回忌なのですが
震災13回回目の思いが重なります。
あの震災後すぐに訪れた神戸や芦屋は
焼けた臭いや、瓦屋根が押しつぶした家
半分くずれて中が見えている倒壊したビルやマンション
大きく裂けたり盛り上がった道路
そういったものが命を奪い、生活していた人たちの人生も
違うものにしてしまったことを
けして忘れない、忘れてはならないことだと思います。
障碍や難病を持つ人たちが、そして高齢者や乳幼児の
通常の生活でも生きがたいという人たちにとって
きびしい避難所の生活が命さえ奪ったこと
トイレももちろん、住環境として整備されていないことで
学校などが実際には場所が広い以外は避難所などには適していないこと
冷たいわずかな食事が体力を奪うこと
風邪が蔓延して弱い人からこじらせてしまうこと
通常の生活に戻ることにも、健康や若さを持っていない人は
難しいことなど現実に13年たっても、山古志村などをみても
まったく手当がされていない現状を知ることが必要だと思います。
災害は忘れたころにやってくる・・・のではなく現実を
誰もが見なかったこと、知らなかったことにしてしまう
それが被害を大きくしていくのだと思っています。
連れ合いや自分の身体の状態を考えれば、震災当時のように
なんとか避難したりということが、すぐ対応などできない状態です。
けれど、行政からの対応も、重度障碍の人がどこらへんにいるかという
確認をするくらいで、何か対応をということではありません。
隣近所の底力をといわれますが、一時的な住居として
住んでいる人が多い中で、その人たちも自分の命や家族を
守ることが優先されるなかで、どこまで力を借りることができるでしょうか。
避難することすら難しい状態の人たちが、災害がきたらもう
あきらめるしかないなあということでは辛いですものね。
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