ぽんのあれこれぶろぐ

医療や福祉、お散歩写真や料理など、あれこれを取り上げています。               

小指の装具の試作

昨年ですが、理学療法や作業療法の勉強をされている学生さんたちと
お話したり、質問に答えたりするボランティアに連れあいと参加しました。
実際のいろいろな病気や障碍をかかえている当事者や、その家族と
ワークショップという感じで教室でお話したり
家に来ていただいて、どのような生活をしているかを参考にしてもらうというものです。

そのとき、作業療法士をめざす学生さんたちのグループが家にこられたのですが
何か困っていることで、対応しますというお話だったので
筋力が落ちる病気にかかっていて、右手の筋肉が落ちてしまって
小指の拘縮がはじまっているので、それに対応できないかと相談してみました。

そして、装具をつくる材料をつかって、試作していただいたのですが
限られた時間で、お会いできるのも2度ほどということで、実際には
作ってくださった物は使っていません。
らせんに作られた装具は、指の関節部分にあたって炎症を起こすのと
ある程度堅くなる素材なので、皮膚がすれてしまうのです。
指に何度もあわせてという時間がなかったために
残念ですが、試作だけで終わりました。

彼らは学校でそれぞれ体験の発表をおこなって、その内容なども送っていただきました。

残った材料をいただいたので、夫婦で試作してみました。
製作途中の装具をためしてみる

装具の試作

現在、できあがったものに、足の靴ずれやまめにあてる薄いクッションシートを
装具の内側に貼り付けて、毎日寝るときに使っています。
医師によっては、まったく予防などの効果はないと言い切る方もおられますが
こうして専門職として勉強して実際の現場に出て行く若い人たちの気持ちを
受け取とることができたことや、医療の場でまったく対応してもらえないという時
なんらかのことがができるのではないかという、ほのかな希望でも
持つことができたということで、継続して使っています。

テーピングなどで実際に効果がはっきりするものと違うのですが
装具が、現状として使い物にならないものが高額で扱われることに
不信感と残念な気持ちを持つことが多かったのですが
そういう気持ちのフォローにもなっています。

その後、学生の方から素材にこんなのもあると教えていただいていますが
まだ利用する機会がありません。
また、試してみようと思います。
ダイセルファインケム(株)
自由樹脂というもので、60度で自由に形をつくることができて冷えると硬化します。

私は手首などの炎症を起こすので、固定することがあるのですが
最近はこういった、温めて形をつくって硬化させて作るギプスなどもあって
いろんな利用ができそうだなあと思っていました。

これから、若い視線で専門とする人たちが、現場で自由な発想や
自分が得た知識を思うように発言できたり、仕事に生かせるような
風通しのよい医療の場になるといいなと思っています。

いろんな専門職が対等にそれぞれの専門知識やノウハウを
患者のためにチームとして使ってもらえたら。
それが願いですね。
ピアカウンセラー(障碍や病気を持つ人が自分の体験などを基礎にして
精神的な問題や福祉などの制度について、山積みの問題を解決するため
同じ患者や障碍者としての立場からアドバイスを与える仕事)なども
医療の場にいることで、福祉や医療制度を利用して、自分の生活を
守っていく、質を落とさないようにしていく、身体の機能を落とさないようする
などのこともできるのではないでしょうか。

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