デクパック
2007-11-14

車椅子専用の段差解消スロープのデクパックです。
広げるとこんな具合。

3つ折りになって、たたむとこんな感じになります。
サイズは73.5cm幅×70cmです。
電車などに乗り込むときや、建物でもわずかな段差のところは
これで電動でも乗り込むことが可能です。
駅などに備え付けのものは、電車にかけるほうに金具がついていたりしますが
これは、ゴムがついていて、滑り止めになっています。
駅の方にスロープをお願いすると、ホームに備え付けてあるものを
持ってきてひろげて乗り降りを手伝っていただけます。
値段も張るのですが私たちがこれを自前で買った理由は
JR、私鉄を問わず、電車とホームに段差があって
介助用ならなんとか介助者が前輪を浮かせて乗り込んだり
バックから降りることが可能ですが、電動になるとそれができません。
それなら、駅の方にお願いすればすむことなのですが
駅で切符を購入したら駅員の方にスロープと
降りる駅への連絡を頼むことになります。
降りる駅へは、何時発の何時到着の列車のどの車両のどのドア付近に
いるかなどを連絡しています。
降りる駅でも到着したときに、そのドアの前にスロープをもって
待機してもらわないと、降りることすらできないからです。
しかし、何度も体験しているのですが、以前はドアが閉まる直前にも
連絡お願いしますと声をかけていても、連絡がとどかないまま
降車駅でにっちもさっちも行かずにということがありました。
それも、互いの駅が相手の連絡ミスだとしか言わなかったりと
根本的な問題の解決にならない対応ばかりでした。
今はほんとうに以前と比べると、私たちの住んでいる地域では
対応も良くなっています。
それだけ、多くの車いすユーザーが出かけていることにもなりますね。
ただ、ハンドル式の高齢者の方が乗っているシニアカー(3輪や4輪があります)は
電動車いすと違う扱いになっていますから、必ず電鉄会社などに
お問い合わせください。
乗りたい時間に間に合うように余裕をもって行っているのに
相手先との連絡に手間取って、乗りたい電車に乗ることができなかったり
駅員の方も忙しくてなかなか来てくださらなかったりもあります。
一番危険だと考え、事故につながると思ったのは
はっきり態度の悪い駅員が、ぞんざいにわざと
スロープを電車側にしっかりかけずに置いて、傾いたりすることがあったので
介助者ができる部分はやろうということで購入したわけです。
現在の若い駅員の人たちは、きびきびと動いてくださって
安全についても対応していると感じます。
なぜなら、一人の障碍者の問題ではなく、その鉄道を利用する
多くの人に影響が出るからということですものね。
乗り降りの時間が短い地下鉄などは、私の腕の力の問題もあるので
駅の方にお願いしたり、そのときそのときで、フレキシブルにやっています。
とても忙しいときに、お願いすることはこちらも気が引けますが
事故を起こしてはなにもなりませんし、なにより、沢山の方に影響がでることを
考えるとそのときそのときの判断が必要だと思います。

これが、スロープを入れて電動車いすに携帯するためのバッグです。
スロープのオプションで別に購入した袋では、ベルトの長さや携帯の仕方が違うため
不便だったので私が加工して、取り付ける部材と、ベルトをつけて車いすの横に
密着するようにしました。
これで、エレベーターにも乗ることができます。出し入れもしやすくしています。
スロープについている小さなベルトの持ち手は、本体を持つときだけに使っていて
カバーの留め具をつけたベルトで、車いすへの取り付け取り外しをしています。
沢山の車いすユーザーが乗り降りする場合もありますし
自分でフォローできる部分をこなすことで、ほかの介助が必要な人に
手を回してもらえるということも良いかなと思いますし
なにより、乗りたい電車に乗りたい時間に乗ることができる
普通のことが普通にできることが何より気楽に出かけられることになるかなと
考えています。
私たちの地域のモノレールには、車体の一番前と最後尾のドアだけですが
乗降用の常設の段差解消スロープがあって、どの駅でもこれがあると
よいのにと思います。
赤ちゃんのベビーカーや、高齢者の方の手押し車や、旅行のカートも
楽ですものね。
後は、視覚障碍の方や狭いホームでの車いすなどの転落をふせぐ
設備が備えられたら、悲惨な事故も相当減ると思います。
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